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Archive for August 2009

19 August

機材の長雨対策

---132F--- 特集ルーム

「機材の長雨対策」

今年はなかなか夏が来ませんね。雨が続くと気分的にも滅入ってしまいます。
カメラ機材も、雨が続くと負担がかかります。
特に、湿気によるレンズのカビが心配になってきます。
デジタルカメラでは、ボディーも受光面にカビが生えるかもと思うと
安心していられません。とくに、こんなに雨続きでは...

カメラやレンズは、普段から使っていればそれほどカビの心配はしなくても
大丈夫なのですが、レンズも本数が増えてくると、なかなか出番の無い
レンズも出てきます。
大抵、そんなレンズに限って高価なんです。明るい望遠だったり。
仕舞い込んでいるものに限って、だめになってしまうんです。

では、仕舞い方なのですが、
最もいけないのが、専用の皮ケースに入れたままの状態です。
カビてくださいって言ってるようなもの。
専用ケースは移動用の保護ケースだと思ってくださいね。
どうしても専用ケースで保管したい方は、
レンズと乾燥剤をビニール袋に入れてからケースに入れておいてください。

何がベストかと言うと、カメラ用の防湿庫です。
たとえば東洋リビングのオートクリーンドライなど、

2万円台から、そこそこのものが買えるので、
交換レンズを持っている方は、是非この防湿庫で保管してください。
気長に待てば、うちの仕入れで破格のデモ品が出ることもあります。

と言っても、防湿庫までは買えないという方は、
密閉容器に乾燥剤で対応しましょう。
2000円程度のドライボツクス27Lのようなカメラ用の容器もありますし、

パッキンの付いたポリケースでもいいですし、大き目のビニール袋でも
その中に乾燥剤といっしょにいれておきます。
他には、布団圧縮袋の小物用も使えそうです。

その他のドライボックス他、撮影グッズいろいろ

防湿庫より高くなってしまうかもしれませんが、乾燥剤と一緒に
密閉度の高いペリカンケース等のバッグに形が沿うように
スポンジを切って機材を入れておくと、う〜カッコいいね。






12:25:00 | t-tok | |

15 August

色立体を作ろう! part10 "組み立てよう"

--132F-- 入力の知恵・画像の知識

「色立体を作ろう! part10 "組み立てよう"」

いよいよ色立体を作ろう!も最終回。
今回のデータで全てそろうので、組み立てが出来ます。
色相・彩度・明度の3要素を表したマンセルの色立体
最後のデータはこちら。
色相度324〜360度の「5R・5RP」の色相パーツです。
公開期間はそれぞれ約1ヶ月間(2009年8月末までで締め切りました)
.....全部そろわなかった人は、ごめんなさいね
   近々ペーパークラフトのような組み立てキットを作りますね。

画像を保存してA4サイズにプリントし、
真ん中から内側に2つ折りすれば、見開き分が完成です。

今までのプリントした見開き分9枚と今回の1枚、全10枚分のパーツが
そろったら、プリントの裏面どうしを貼り合わせていきます。
このとき注意する事が、表紙にするもの以外の
同じ色のものどうしを背中合わせに貼り付ける事です。
順番に本になるように貼合わせていきます。

しっかりしたものが作りたい方は、貼り合わせる部分に厚紙を挟んで
貼り合わせていくと良いでしょう。
その場合の手順を説明すると、
まず、A5サイズに切った厚紙(ボール紙)を11枚用意して、
表紙用2枚は裏面だけに糊を付け、中身用の9枚には両面に糊を貼ります。
タックシールのようりな両面糊のシートが便利ですね。

(R-RP)(RP-P)(P-PB)(PB-B)(B-BG)(BG-G)(G-GY)(GY-Y)(Y-YR)(YR-R)
たとえばこの順番に貼り合わせていきます。
必要な方は、表紙と裏表紙に何かを貼ってもいいですね。
背中側を製本テープでとめれば、本の様なものが出来ます。

ここまで完成したら、後は切り取りです。
カッターナイフで白い余白を切り取っていきます。
この時に、「9.5」の白を切ってしまわないように気をつけてください。

切り取れましたら、まぁるく開いて完成です。
ちゃんと開くように、磁石かマジックテープを表紙に付けておくといいです。

それから、フィルムケースのキャップなどを使って、
10方向に切込みを入れて上から押さえるものを作ってもいいでいね。
近々、画像を用意してWebの方でご紹介します。
完成図は、こちらです。
マンセルの色立体
http://www.pst.jp/data/color1.jpg






12:19:00 | t-tok | |

12 August

レベル補正で着色する

--132F-- フォトショップルーム

「レベル補正で着色する」

この前、完全に色が抜けてしまったカラー写真の復元の仕事を行ったので
のときの手順をお伝えしようと思います。

幸い、見本となる画像が本に載っていたので
その色になるように着色していきました。
単純な色付けでしたので、今回は調整レイヤーを使って色変更し、
マスクで塗っていく方法をとりました。

まずは汚れの除去からです。
汚れに色がついている場合は色相彩度でその色に近いチャンネルを選択し、
スポイトで色相を選んでから範囲を調整します。
この状態で色相をずらしていくと目立たなくなる部分がありますので
そのあたりで彩度と明度を変えながらいちばん目立たなくなる値にして
補正します。直りきらない部分も残るので、地道に修整します。

汚れが取れたら着色です。
ベースの色をレベル補正で調整したら、塗りたい部分を拡大表示して
調整レイヤーでレベル補正をひとつ作ります。
目的の部分が着色したい色になるように調整レイヤーで色を作ったら
「Ctrl」+「I」でレイヤーマスクを反転させて色を元に戻します。
レベル補正は、上の3つだけではなく、下の2つの三角も多用しますよ。

描画色と背景色を初期値にして、ブラシでレイヤーマスクを塗っていくと
なぞった部分がその色になっていきます。
不透明度を変えながら少しずつ塗り足していきます。
塗りすぎたら「X」キーを押してからなぞると塗った分だけ戻っていきます。

「X」キーを押す度にブラシの色が白と黒で入れ替わり
塗り足しと戻しが切り替えられる訳です。
ブラシと消しゴムを切り替えるより
ブラシサイズやぼかし加減、不透明度も引き継がれるので楽です。

このように調整レイヤーを作って塗りたい色味にして
レイヤーマスクの色を反転させて塗っていく作業を
着色したい数だけ作って細かな作業を進めていくのです。






12:18:00 | t-tok | |

09 August

温度差

--132F-- 思いつきのショートコラム

「温度差」

ぼくにとっては、本当に涼しい7月でした。

と言うのも、ぼくの体が他の人より少し暖かめが心地いいと言うか、
寒さに弱いと言うか、不思議に思う事が多いのです。
そんな経験のある人いませんか?

冷房温度の設定は、25度では寒いんです。
夜寝るときにいつも寒くって布団をかぶっているのですが、
かみさんはちょうどいいか、暑いぐらいと言います。

夜出かけていて遅くに風呂から上がって部屋へ行くと、
冷凍食品売り場の前に来たような冷たい空気が充満しています。
風呂上りなので、一瞬は気持ちいのですが
じきに冷えてきて、設定温度を見ると、いつも24度の設定。

風も涼しいので、雨でも降っていなければ窓を開けたいところですが
2度だけ上げて26度で妥協して布団にもぐりこむ夏の日々。
寝るときぐらい環境のこともあるし。って、変な説得で和解しています。

過去に何度も窓を開けた事があるのですが、ぼくが寝付いた頃に
暑さで起きてきたかみさんが、強烈な冷房をかけるので
次の日は体調不良に...





12:18:00 | t-tok | |

07 August

ネットプリント

--132F-- 情報ルーム

「ネットプリント」

写真屋として、商売がたきの紹介はしたくないのだけど、
値段勝負のプリントとなると、なんともなりません。
ネットプリントの価格は、もう特別です。
どうやったらこんなに安く出来るのだろうか...?

たとえば、うちの辻写真館のプリント価格は、税込み30円。
フジペーパー+フジ純正薬品を使い、
1枚1枚の画像を補正してプリントしていると、これでも割に合わないくらい。

写真館プリントの意地もあり、何年か経てば宝物の思い出の写真に
なるかもしれないので、出来る限りの事はしてあげたいと思う。

でも、世の中、使い捨てる写真もある。
色褪せてしまうインクジェットでもいいのかもしれない。
しかしインク代もばかにならない。写真用紙なんて使ったら本末転倒。

時間さえとれるなら、ネットプリントもありなのでは。
楽天プリントは、1枚12円...微妙ですね。


そんな中、1枚6円とか、ありえないと思うんだけど、
見つけたので本当なのでしょう。
100枚なら1枚6円+送料80円=680円。で、コンビニ後払い。まじかよ。


このデジセミのWeb「http://www.pst.jp/tok/」でも
トップページの下の方のスクロールしないと見えないところに
価格情報とか、写真関連のオークション速報とかがわかるように
いろんなバナーをまとめておいてありますので、覗いてみてね。

あぁ、こんなネットプリントの業者なんて紹介したら
同業から、またいやな事言われるかなぁ。
デジタル写真に飛びついて、広く薦めた頃も辛かったなぁ。









12:10:14 | t-tok | |