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Archive for December 2009

24 December

温度差に注意

---136F--- 特集ルーム

「温度差に注意」

フィルムのころからそうなのですが、
カメラやレンズはこれからの季節に注意しなければいけない事があります。
それは温度差です。
寒い外から暖かい部屋に入った瞬間、結露が起こります。

レンズが結露すると、レンズが曇ってしまい、
結露がなくなるまではっきりと写らなくなってしまいますし、
一度やってしまうとレンズカビ発生の元にもなるらしいです。
スキーシーンの撮影で良くやってしまいましたが...
そして、ねじ類の緩みを誘うこともあります。

実際、雪景色の撮影後にしばらくしてから
キヤノンEF-S17-85でズーミングの途中で引っかかるようになり、
ズームリングのゴムをはがしてみたら、ねじが緩んでねじの頭がリングの
内側に当たり、干渉していたこともあります。



当然、カメラボディーにも良くないわけです。

対処法としては、カメラを結露するほど極端に冷やさない事ですね。
首からぶら下げてスキーで滑りまくってから
昼飯を食いに店に入ると一発で結露しますから。
転ばない自信があっても、カメラは懐に入れておきましょう。
使うときにササッと出して撮り、スッと懐へ仕舞うんですよ。

長時間の撮影でカメラが冷たくなってしまったら
暖かい部屋へは一気に持ち込まない事。
仕事なら二台を中用と外用で使い分けるのがいいですね。





19:52:00 | t-tok | |

19 December

焦点距離と画角のしくみ

--136F-- 入力の知恵・画像の知識

見え方や写り方のしくみ part4
「焦点距離と画角のしくみ」

少し写真の経験があれば知っていると思いますが、
レンズの焦点距離が長くなると望遠になり写したいものが大きく写り、
焦点距離が短くなると広範囲が写る広角になるんですよね。
普通の解釈では。

だいたいそういうことなのですが、仕組みから言うとちょっとニュアンスが
違っているので、この辺の仕組みを知っておくのもいいと思います。

焦点距離とは、レンズの焦点を結ぶ距離の事で、長くなるほど
大きく写るようになるのは事実です。
レンズで言うと、レンズの焦点距離に縛られてしまうので
どこでもピントの合いやすいピンホールカメラで説明すると、
ピンホールと受光面の距離を離すほど、被写体の一部しか受光面に
あたらなくなる結果、望遠になり大きく写るという仕組みです。

一定の大きさの受光面がピンホールから遠くなることによって
捉えることのできる範囲が全体のうちの一部分になってしまうのです。

逆に焦点距離が短くなると、受光面で捉える事のできる範囲が広がって
広角だということになるのですが、レンズにはイメージサークルと
言うものがあります。
焦点距離とは関係なく、写る範囲がレンズによって決まっているのです。

焦点距離が長いのに広角なレンズもあるのです。

広角なほど受光面を大きくすることができるので広範囲が写ります。
この広角と言っているものが画角です。

4×5のカメラでは身近ではないので、デジタル一眼で説明すると、
APS-Cサイズと呼ばれているハーフサイズの受光面に合わせて開発された
デジタル専用レンズは画角が狭く、
35mmフルサイズで使える従来のレンズは、同じ焦点距離でも画角が広い
という事になります。
なので、イメージサークルの小さいデジタル専用レンズの17mmの画角と、
イメージサークルの大きなフルサイズ用の17mmでは画角が違っているため
写る範囲も違ってきて広角さも違うという結果になるのです。
デジタル専用レンズの17mmは広角レンズ、
フルサイズ用の17mmレンズは、画角の広い超広角レンズになります。

つまり、望遠とか広角だとか言っているものは、
焦点距離と受光面のサイズが深くかかわりあっているのです。





19:50:00 | t-tok | |

14 December

レイヤーマスクを反転

--136F-- フォトショップルーム

「レイヤーマスクを反転」

よく使うもので、調整レイヤーというものがあります。
調整レイヤーの特徴としては、レイヤーを統合して確定するまでは
何度調整しなおしても原画をいじっていないので画質低下にはならない
といういい性質を持っています。

ただ、そんな些細な事よりも僕が多用する理由は
マスクの機能を持っているということです。

調整レイヤーを作ると、マスクが付いてきます。
インフルエンザウイルス対策には...ってボケてる場合ではなく
このマスクが便利なので多用しているのです。

このマスクは、レイヤーマスクで、削除すれば全体に効き目を表し
マスクを塗りつぶせば効き目はゼロになります。

通常の仕事では、全体の色調調整は現像時に済ませているため、
フォトショップでは部分的なレタッチで使うことが多いため
レイヤーマスクを黒く消し去ってから、部分的に効果を付けていきます。

操作としては、調整レイヤーで色相彩度などを選んで
目的とする部分だけを見ながら色相をずらしていき、
その部分がいい感じになったらOKします。

次にその効果を全体的に無しに戻すために「Ctrl」+「I」をして
マスクを反転させます。
そして目的の部分のマスクを白く塗っていくと、
今調整した効果がそのマスクを白く塗った部分に現れてくるのです。

調整レイヤーを作ったら「Ctrl」+「I」が定番作業なのです。





19:49:00 | t-tok | |

12 December

ワンオフが増えてきた

--136F-- 思いつきのショートコラム

「ワンオフが増えてきた」

このお客さんに何がしてあげられるのだろうか。
当店を選んでもらったからには最善を尽くしたいと思うのだけど
時間的な制約もあるので、とりとめなくリテイクを繰り返すわけにも行かず
なんとももどかしいもの。納得の度合いってものが、やはりある...
せめてオーダーメイドの作品に仕上げる事だけばはずせない。

今年の七五三でも撮影はもちろん、デザイン・レイアウトも
すべてワンオフになってしまう。
デジタルの自由さはうれしいけど、何でもできてしまうので
凝りだすときりかなくなり、多くをこなせなくなってしまう。

結果、予約が集中するとお断りしなくちゃいけないようなことになり
えらそうな感じにとられてしまう。
説明下手で、このような事も本当にもどかしい。

無理して受けちゃえば...と悪魔がささやき、
お客を裏切るなと天使がささやく。
結果、すべてをオープンにやっていくしかないのか。




19:42:00 | t-tok | |

09 December

真空断熱オフィスマグ

--136F-- 情報ルーム

「真空断熱オフィスマグ」

今、この原稿を打ちながらジントニックをガバガバいっています。
先日見つけたビフィータの47度とトニックウォーター、そしてライム。

真空断熱のマグを使う前は、ガラスのグラスで飲んでいましたが
グラスに付いた水滴がたたみに染みて気を使ってばかりでした。

周りに水滴が付かないっていいですね。
氷も解けにくくてゆっくり飲めます。
今日は氷を何杯も使いまわせる位のペースで飲んでますが。

THERMOS 真空断熱オフィスマグ 0.24L








23:40:00 | t-tok | |