Top" />

Archive for October 2012

22 October

写真の道具に思うこと

---168F--- 特集ルーム

「写真の道具に思うこと」

機材について.....
うまく撮れる魔法のカメラやレンズなんて物は無い。
良いレンズを使ったからと言って、良い写真が撮れるはずも無い。
高価な機材を使っているからと言って、腕のいいカメラマンとは限らない。
明るいレンズは悪条件下での詰まった気分が多少楽になる。
携帯やコンデジでもうまく撮れる写真もある。
UVフィルターはレンズ保護の役割もある。
フィルムだからとかデジタルだからと言う理由なんて無い。
単焦点レンズを積極的に使う。
専用品は大抵の場合使いやすい。

使い方について.....
どこに行くにもカメラを持って行くこと。
どこに行くにも三脚を持って行く必要はない。
カメラはオモチャではなく、写真を写す道具。
カメラはしっかり手入れをして、使う時は過酷に使い倒すこと。
機材を多く持ち歩く程、写真撮影に余裕がなくなる。

設定について.....
設定に迷ったらRAWで撮影すること。
ヒストグラムの読み方は知っておくこと。
感度を上げることに抵抗を持たない。
ノイズのある写真は使えるが、ブレボケ写真は使えない。

撮り方について.....
三分割法は簡単だけど効果的。
同じ場所で露出やアングルを変えて納得するまで撮影すること。
撮る瞬間は技術的な事は気にせず、構成やタイミングに全力を注ぐ。
だから、撮る前によく考えること。
他人のスタイルをマネしてはいけない。
自信を持って撮影すること。
写真は光で出来ている事を常に意識すること。





13:18:00 | t-tok | |

16 October

受光面は倒立画像

--168F-- 入力の知恵・画像の知識

見え方や写り方のしくみ part36
「受光面は倒立画像」

現在はもう、デジタルカメラが普通のカメラになってしまいました。
そんなデジタルカメラですが、ほとんどの機種にモニターが付いています。
コンパクトデジカメには、ファインダーすら無い機種も多く、
背面のモニターを見ながら、フレーミングをしていますね。

コンパクトデジカメを被写体に向けると、そのカメラを向けた方の画像が
背面モニターに、普通に映し出されます。
何の違和感もなく...です。

さて、レンズを通って入ってきた光は、どのような道筋で受光面に
当たっていると思いますか?
見えている向こう側の映像が、そのまま並行に入ってきて
レンズで縮小されてカメラ内部に入り、受光面に当たっている画像を
そのままモニターで見ている...のではありません。

レンズの仕組みは、そうではありませんね。
レンズには、焦点距離があります。
レンズ内部に入ってきた光は絞り羽根のある位置でクロスし、
画像が反転されて光が出てくるのです。

昔の蛇腹式のカメラを使ったことのある人にとっては、画像がサカサマに
見えるのは当然な事と認識しているのですが、便利になった今では
そんな事知っている人も減ってきました。
そのサカサマに写る原理はピンホールでも同じ事です。

なので、レンズを入ってきた画像の光は、絞り羽根の位置で交差して
反転倒立画像になってカメラ内部の受光面に映し出されます。
その上下左右のひっくり返った画像をまたひっくり返して
背面のモニターに映し出しているので、普通に見えているのです。
反対の反対は元通りなのだ。(笑)





13:17:00 | t-tok | |

12 October

クイックマスクが混乱する理由

--168F-- フォトショップルーム

「クイックマスクが混乱する理由」

昔っからある機能の一つに、クイックマスクと言うものがあります。
ツールパレットの下のほうに、日の丸のようなのが2つ並んでいます。
左側をクリックすると通常の描画モードで、右側をクリックすると、
クイックマスクモードになります。

このクイックマスクモードは、選択範囲の形を微調整するのに便利な物で、
選択範囲をアルファチャンネルのマスクとして塗りつぶした範囲で表示し、
それをブラシで塗ったり消しゴムで消したりすることで
簡単で直感的に選択範囲を変更できるツールです。

注意点としては、選択範囲がマスクになるのではなく、
選択されていない範囲がマスクになるので、
塗った部分が選択されるのではなく、塗った部分がマスクになって
選択範囲から除外されていくと言う点です。

あと、ブラシで塗ると言っても、描画色に注意しておかないと
逆になってしまう事もあります。
例えば、クイックマスクモードでブラシでマスクを塗る場合、
描画色が黒になっていれば、ブラシで塗っている事になり、
描画色が白になっていると、ブラシで消している事になります。

慣れれば「X」キーを押すたびに、描画色と背景色が入れ替わるので
黒と白にしておけば、塗りと消しを「X」キーだけで入れ替えられるので
とても便利なのですが、見落とすと反対の動作になってしまいます。
消しゴムツールの背景色についても同じことです。

さらにややこしいことに、何も選択されていない状態では、
勝手に全選択した状態になってクイックマスクモードになるので、
選択範囲が無い時にクイックマスクモードにすると、
マスクも無い状態で切り替わるので、何の変化もないように見えて
みんな混乱が起こるのです。





13:15:00 | t-tok | |

09 October

言い方って難しい

--168F-- 思いつきのショートコラム

「言い方って難しい」

自分では間違いに気づきにくいもの。
まぁ、気づいていれば間違えないので、当たり前のことなのですが。
だから間違いの指摘には素直に感謝しなくては...と思うんですよ。

でもなかなかそうはいかないのが現実です。
言い方、でしょうね。

間違いを指摘された時、馬鹿にされたような言い方をされると
頭にくるだけで、その間違いを正すことにも反発したくなります。

まるっとその逆で、何かを教えたりする事もよく似ている気がします。
ただしこの場合は、教わる心構えがあるので、少しだけ引っかかるような
言い方がいちばん効果がありそうです。

そのまますんなり答えを教えると、そのまますんなり忘れてしまうし、
あまりカドをたてると、逆切れされて反発してしまう。
ほどほどのインパクトと、そこから考えが波及していくのが難しいのです。

答えをそのまま言うよりは、ヒントを伝えて自分で見つけてもらうような、
そんな意地悪さも親切心なんですよね。





13:13:00 | t-tok | |

05 October

斜め掛けストラップ

--168F-- 情報ルーム

「斜め掛けストラップ」

ブラックラピッドで有名な斜め掛けストラップ。
カメラの三脚ネジで固定するので、カメラが逆さまにぶら下がり、
それに抵抗があってなかなか使う気がしなかったのですが、
実際に使ってみたら、とっても快適でした。

デジタル一眼は、昔のフィルム時代に比べてボディが重くなり、
解像度が高いのでレンズもL等の大きめなレンズを使うようになりました。
そして、だんだんと首にかかる負担も増えてきました。

カバンだってショルダーバッグを首に掛ければ疲れて当然だと言うことに
今さら気づいて、斜め掛けのストラップを試してみる事に。
...驚くほど快適です。
ストラップが邪魔にならず、カメラも構えやすくなりました。
もっと早く、このストラップにしておけば良かったと。

ブラックラピッドRストラップ カーブパット

で、斜め掛けストラップでもいいのですが、せっかくなので、
ぼくは2台下げられるダブルスリムのタイプをチョイス。
バラせばシングルになりますよ。

ブラックラピッドRストラップ スリムダブル








13:09:00 | t-tok | |