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Archive for 19 October 2009

19 October

クイックマスクとアルファチャンネル

--134F-- フォトショップルーム

「クイックマスクとアルファチャンネル」

以前にレイヤーマスクについての、選択範囲のブラシと消しゴムのお話を
しましたが、同じような原理でクイックマスクも使えるよ、というのが
今回のお話です。

レイヤーマスクもクイックマスクもどちらもマスクの機能です。
選択範囲を直感的に操作するツールで、ブラシツールを使うと
描画色に塗りつぶされ、消しゴムツールを使うと背景色で塗りつぶされます。

マスクされた部分はチャンネルパレットでは黒い領域になり
効果がマスクされます。
黒で塗ると、塗った部分がマスクされて効果が無くなり、
白で塗れば、その部分のマスクに穴が開いて効果が現れる
という事は何度も今までにやってきましたね。
この効果が現れる部分が「選択範囲」ということです。

クイックマスクモードは、手軽に選択範囲を調整する事が出来ます。
そのクイックマスクはアルファチャンネルとしてチャンネルパレットに
表示されて、ブラシや消しゴムを使って描画色や背景色で塗っていけば
選択範囲を操作できる機能なのです。

そんなクイックマスクですが、通常ではマスク範囲が画面上では
絵柄と重なって赤く表示されているので、見にくいと思います。
もっとはっきりと選択範囲(マスクの範囲)を見たいときには、
チャンネルパレットのクイックマスクのプレビューアイコンを
ダブルクリックしてクイックマスクオプションを表示させて
不透明度を上げたり色を変えたり出来ます。

そしてもうひとつの方法は、クイックマスクもチャンネルのひとつなので
チャンネルパレットのRGBを非表示にすれば、白黒のマスクのみが
表示されるので、マスクの塗りムラや透明度が見やすくなります。

このクイックマスクも描画色の反転が出来ますので、
「Ctrl+I」で白と黒が反転して選択範囲を入れ替える事が出来ます。

蛇足ですが、描画色と背景色の反転は「X」キーですので、
ぼくはブラシと消しゴムを持ち替えずに「X」キーで切り替えて
塗ったり消したりしています。





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