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Archive for 10 July 2009

10 July

彩度と明度の関係

--131F-- フォトショップルーム

「彩度と明度の関係」

色立体を作ろうのコーナーでもいろいろと色について取りあげていますが
フォトショップの場合、レタッチによって色の変化が起こる場合があります。

たとえば、暗室ツールの類です。
被い焼きツールでオプションをハイライトにします。
これで顔などをなぞるとハイライトがより明るくなり、
くすみが抜けてすっきりとした印象になりますが、経験上彩度も上がります。
対策として、被い焼きツールをハイライトで使った後は
スポンジツールに持ち替えて、少し彩度を下げてやるのです。

この現象を憶測で説明すると、明るい部分をより明るくする場合
彩度も上がってしまうので、彩度を下げる必要がある。です。

では、暗い部分を明るくした場合はどうか、ですが、
締りがなくなってしまうのであまり部分的にやった事がありませんが、
暗い画像を明るく補正した事はよくありますので、その場合の話。

露出不足で暗く写ってしまった失敗写真を救うために、
トーンカーブかレベル補正で明るくしてもなんだかちょっと眠い感じに
なる事が多くあります。
よくやる方法は、トーンカーブでコントラストを高くしながら明るく補正し
彩度も少し高めて補ってやる事がよくあります。

この事を憶測で説明すると、元々明度の低い部分を少し持ち上げた場合は
それに相応した彩度が出てきにくいようですので、
彩度を上げてやる必要がある。です。

どちらも経験上の憶測ですので、鵜呑みにせずに各自で試してみた上で
同感だと思った方は対処をするようにお願いします。








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