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Archive for May 2010

30 May

画面比率と基準を意識した言い回し

---141F--- 特集ルーム

「画面比率と基準を意識した言い回し」

プリンターで日付を入れると常にプリントの右下に入ります。
設定によってプリントのどの位置かは変えられますが...
デジカメのプリント指定で日付をONにした時のことです。

常にプリントの右下=L判等の印画紙に対する右下です。
画像の右下と言うと、ちょっと意味が違ってきます。
この違い、わかりますか?

ノートリミングで画像とプリントの縦横比が一致していれば
おなじ事になるのですが、比率が違う場合には結果が変わってきますね。
ですから、きっちりと区別する必要があるのです。

パノラマのような細長い画像をL判にプリントするときに
縮小して画像の足らない部分は白い余白にして全体をプリントする方法と
余白が出ないようにはみ出た部分を切り捨てる場合があります。

常にプリントの右下の場合、
プリントに対する右下に日付が入るので、
どちらの場合でも日付はプリントの右下の位置に入ります。
画像データとは関係なく、プリンターで日付を入れる意味です。

縮小して画像の足らない部分を白い余白にして画像全体をプリントすると
プリントに対する右下ですので、
画像外のその白い余白部分に日付が入ります。

余白が出ないようにはみ出た画像部分を切り捨てて
プリント全面にプリントしても、やはりプリントの右下に日付が入ります。
トリミング等画像の拡大率に関係なく。

画像の右下に入れる場合、
画像に対する右下に日付が入るので、日付の入る位置が異なってきます。
画像データ上の画面内に日付を入れる意味です。

縮小して画像の足らない部分を白い余白にして画像全体をプリントすると
画像に対する右下ですので、
白い余白部分には入らず、画像内の右下の位置に日付が入ります。

余白が出ないようにはみ出た画像部分を切り捨てて
プリント全面にプリントすると、画像の右下の位置ですから、
プリントできる範囲外の位置になってしまい、
日付はプリントには入っていない事になってしまいます。

画面比率と基準を意識した言い回し、大事なことです。





14:44:00 | t-tok | |

24 May

赤く見える蛍光灯の謎

--141F-- 入力の知恵・画像の知識

見え方や写り方のしくみ part9
「赤く見える蛍光灯の謎」

蛍光灯の種類については、何度となくやってきましたけど
この謎に迫る前に少しまとめてみましょう。
出力・・・・・ワット数です。32W、40W、等
明るさ・・・・出力に関連しますが、全光束をルーメン値で表します
色温度・・・・電球色〜青白い日陰色を
        L、W、N、Dなどの記号で表わされます
演色性・・・・光のスペクトルの充実度をAと言う記号の数で表し、
        AA=SDLクラス、AAA=EDL(色評価用)とあります
そのほかに、スタンダードな蛍光灯の緑かぶりを補って
赤を強く見せる三波長型がありました。

一般家庭でよく使われているものが、この三波長型の蛍光灯で、
他に安売りしているのがスタンダードな演色性の悪いものです。
このどちらかが多いと思います。

色温度とは別に、赤を部分的に強調させて緑かぶりをカバーし
肌の血色をよく見せようとしている三波長型の欠点として
実際よりもモノよって赤が強調されすぎてしまうのです。

それが物によって赤く見えてしまう蛍光灯の謎で、
物の中にカラープリントの色素も含まれているで困ります。

太陽光や自然光、色評価用の光源では普通に見えているのに
三波長型で見た時だけ赤が強く出てしまう傾向があります。
逆に工場とかでよく使われているスタンダードな蛍光灯だと
色再現そのものが弱く感じられたり、赤い色がくすんで見えます。

蛍光灯の演色性は、とても重要な項目ですので、
色温度と共にしっかりおさえておきたい要素です。


パナソニック 40形高演色性 直管蛍光灯・演色AAA昼白色リアルクス FL40SNEDL(NA)


ラピッドスタート形は、こちら↓
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14:39:00 | t-tok | |

20 May

ペンツールと抽出の連携

--141F-- フォトショップルーム

「ペンツールと抽出の連携」

この時期多いのが集合写真への欠席者の入れ込み。
学級写真を撮る日は、欠席者がいてもいなくても全て撮ってしまうほうが
今後の予定が立てやすいはず。
クラスみんなで写真を撮ったという思い出も大切だけど、
新年度すぐはいろいろと忙しいので、計画的に行きたい時期だと思う。

そこで必要になるのが、欠席者の効率のよい合成方法です。
数が少なければ丁寧にタブレットを使ってぼかしながらマスクしますが
何十人も入れなければ入れないとなると、必要な部分を必要なだけ
輪郭処理をする必要があります。

ペンツールでパスを切っていき、選択範囲に読み込んでレイヤーにする
というのが通常のスピーディなやりかたですが、
髪の毛とかの複雑な部分で違和感が出てしまいがちです。

この不透明度の程度を調整しながら切り抜くには、抽出を使います。
抽出で切り分ける部分の近くは、ペンで切らないようにして、
多めに選択範囲を作り、その部分だけ抽出で切り抜きます。

顔や肩の部分などのかっちりした部分はペンでパスを切って
レイヤーに変換し、あいまいな部分は抽出で抜くのが速いと思います。
もちろん、境界の修整は付いてまわるのですが。





14:39:37 | t-tok | |

14 May

目的と余興

--141F-- 思いつきのショートコラム

「目的と余興」

世の中、案外簡単だと気づく瞬間がある。
目的がはっきりしている時。
それだからこそ工夫のしがいもあり、余興もさえるものだ。

まずは、余分なものを全てそぎ落として
芯のみのシンプルでストレートな目的に絞ってみよう。

そこへ得意の余興を加えていく。
完全に把握していることが大切なんだ。

写真を撮るとき、何をとるのかよりも、何のために撮るのかと言う
単純な目的に絞ってみる。
そして、自分の観方を加えていく。

観方と言うより、診方かな。

最初にどこまで単純化できるかが、
作品の出来に大きくかかわってくるものだ。





14:36:00 | t-tok | |

10 May

足踏みスイッチ

--141F-- 情報ルーム

「足踏みスイッチ」

最近はモニターの解像度がどんどん上がって、広大な作業スペースで
快適に操作できる環境が広まってきていますね。
画像を何枚も一度に開いたり、いろんなパレットを並べたり
等倍表示でも広く使うことができます。

ただ、マウスがあっち行ったりこっち行ったり移動距離も伸びて
逆に使いにくく感じることはありませんか?

もうそんな事は通り過ぎてきた事で、ショーカットをうまく使って
対処している方も多いと思います。

フォトショップでは、移動ツールを選択する「V」とか
コピースタンプの「S」、拡大縮小の「Ctrl」+「+」「-」、
一時的な手のひら「スペース」そのほかにも、
ツールを使っているときに「Ctrl」や「Shift」を併用して
ツール内の機能を一時的に切り替えたりと、ショートカットは便利です。

このショートカット、慣れていてもわずらわしいと思い始めたら
この「足踏みスイッチ」です。

「Ctrl」や「Shift」のキーを割り当てるだけではなく、
同時押しのキーを登録してショートカット自体を割り当てる事もできます。
一番よく使うキー用に1つあればかなり便利になりますが、
ペダルが3つ並んだトリプルならさらに便利。

サンコー USB足踏みスイッチ(トリプル) USFOTS3S <34697>



サンコー USB足踏みスイッチ(シングル) USFOTS1S <34696>









14:36:00 | t-tok | |