Complete text -- "ピントの癖"
08 April
ピントの癖
128F ---特集ルーム「ピントの癖」
ピントに癖があるの?...と思うかもしれませんが、
ピントの合っていない写真って、ほんと多いんですよ。
ピントについての脱線話は、
旧館63F特集ルームhttp://www.chitanet.or.jp/users/tok/63/tk.htm
で取り上げてますが、今回はピント調整についてです。
今やオートフォーカス時代なので、
ピントを合わせるのは機械の仕事だという方もいると思いますが、
一眼レフのように「コツ」の要るカメラだと
完全にカメラ任せでは納得のいく写真は写ってはくれません。
では、どのようにしてピントを合わせるのかと言うと、
まずはカメラとレンズの癖を知ることから始まります。
レンズ単体の癖としては、ピントの精度と周辺の具合、
そして組み合わせによるピントの合う位置の前ピン後ピンの癖です。
デジタルカメラの解像度がどんどん上昇している今の時代では、
レンズの基本性能と言うか、かなりの解像力がなければ
高解像度カメラの意味が薄れてしまいます。
ま、それは機械の性能なので、買った後ではなんともならないのですが、
ピントの位置は設定で直るカメラもあります。
全体を通して前ピン後ピンになる場合は、
カメラの機能としてAFマイクロアジャストメントという機能があれば
それを使って調整することができます。
無ければ、サービスステーション行きです。
ただし、調整には複雑な条件出しが必要です。
レンズのズーム位置や被写体までの距離でも変わってきます。
カメラ側ではAFセンサーの使い方ひとつで変わってきてしまいます。
具体的にいうと、中央一点を選択している場合と
AFセンサーを自動選択している場合ではフォーカス検出の具合も変わります。
使い方にもコツがあると言うことなので、
具体例をあげながら次回に「ピントの合わせ方」を解説したいと思います。
なんだそれっ、て、笑わないでくださいね。
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