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Complete text -- "色立体を作ろう! part7 "彩度""

16 May

色立体を作ろう! part7 "彩度"

--129F-- 入力の知恵・画像の知識

「色立体を作ろう! part7 "彩度"」

マンセルの色立体3つの要素のうち、今までに明度・色相ときましたので、
今回はのこりの3つめの要素である「彩度」の解説です。
彩度とは、色の濃さ、すなわち色の純度の事です。
濃さと言っても明るさではなく、鮮やかさのようなものです。

いつものごとく、マンセルの色立体完成図をご覧ください。
http://www.pst.jp/data/color1.jpgマンセル色立体

この色立体の中心線から離れて遠くに行くほど色が鮮やかになっています。
色相の円の中心部分では、色が無く白からグレー、黒になっていますので
これが無彩色で、彩度が0と言う事です。
彩度は、この円の外側へ行くほど鮮やかな色になっていきます。

ここでちょっと注目してほしい部分は、
色相によって最高彩度が違っている事です。

今までに出てきた色相パーツをご覧ください。彩度に数字が入っています。
外側のマスへ行くほど色が鮮やかになり、数字が大きくなっていますが
色相パーツによって、そのマスの数も違い最大の数値も違っていますね。
8で終わる色相もあれば、14まである色相もあります。

これは、マンセルの色立体では、
色によって鮮やかさの度合いが違っているという事です。
黄色い色やオレンジ、赤系統の色は鮮やかに見えますが
青系の色では最高純度の色でもあまり鮮やかには見えないのです。
この事を知っていると、レタッチのときの違和感の原因も見えてきますね。

色相・彩度・明度の3要素を表したマンセルの色立体
今月のデータ色相216度〜252度の「5PB・5B」の色相パーツです。

公開期間はそれぞれ約1ヶ月間(2009年5月末で締め切りました)
画像を保存してA4サイズにプリントし、
真ん中から内側に2つ折りすれば、見開き分が完成です。





18:27:00 | t-tok | |
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