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Complete text -- "キヤノンレンズ EF28-70mm F2.8L USM の感想"

21 September

キヤノンレンズ EF28-70mm F2.8L USM の感想

---133F--- 特集ルーム

「キヤノンレンズ EF28-70mm F2.8L USM の感想」

レンズレポート第3回になるかな、ようやく一軍のレンズの登場です。
おや、よく見ると24-70ではない古いタイプ。
古いとは言え、定評のある28-70 F2.8Lです。
デジタルカメラに使用すると、どうなのか、そのあたりがミソのようです。

フィルム時代から長年使ってきたレンズですが、今使っている28-70 F2.8Lは
24-70 F2.8Lが出てから買った2本目になります。
(型落ちになり処分価格だったので...^^;)

さてさてこのEF28-70mm F2.8L、いちばんよく使うレンズでして、
現在もEOS-5D(mark2じゃない方)に付けっぱなしの状態で
スタジオでの家族写真は、ほぼこれ1本で間に合ってしまうくらいです。

このレンズの特徴は、よくある単焦点の望遠レンズ系と同じように
レンズフードが筐体に固定されていて(前玉の筒ではなく)、
ピントやズーミングに影響されないのがすごく使いやすい。
だからこそ、少々乱暴に扱っていても、ガタついてこないのでしょう。

肝心の描写ですが、歪みが少なく周辺までしっかりピントが来ます。
標準ズームのフラッグシップモデルなので当然かもしれませんが...。

出張の集合写真や写真看板用で使っているEOS-5Dmark2で検証していると
微妙な個性が見えてきました。

古いせいなのか、使いすぎなのか、コーティングのせいなのか、
光線の向きによって、多少フレアが出やすいようです。
屋外では、ハレ切りに気を使った方がいいですね。

解像力は、まつ毛の切れ方とか、線がカッチリ細く描写できていて
使った事のあるレンズの中では一番だと思います。
(28-70 F2.8L > 24-70 F2.8L > 24-105 F4L > ...)
もうここまで来ると、このあたりのレンズでは個体差だと思いますがネ。

諧調の方面から見ると、カラっとしたクリアな抜け感に貧しいのですが、
しっとりとした豊かな諧調があり、芯のあるやさしさを持っているような。
建築写真や風景写真と言うより、
クオリティを重視するポートレートにぴったりなレンズだと思います。

今買えるのは「EF24-70mmF2.8L USM」なのですがね。中古も出てますね。

Canon EF Lレンズ 24-70mmF2.8L USM


Canon EF Lレンズ 24-105mmF4L IS USM






15:24:00 | t-tok | |
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