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Complete text -- "適正露出"

25 January

適正露出

---137F--- 特集ルーム

「適正露出」

う〜ん、いまだ的中できないのが、この適正露出。
被写体が持つ魅力を存分に写し焼き付けるための光量なのですが、
スナップでは写す瞬間にそこまでかまってはいられないので適当露出。
まぁ、使用に十分なクオリティがあればいいのですけど。

ただ、この適正露出、元々は18%グレーを基準に設定されているのですが
今の時代では本当に18%グレーでいいのかどうか。
デジタルの場合では、白飛びしたらそこでアウト。
でも白が白に写っていないと写真が濁ってしまう。
で、必要な白が飛ばないぎりぎりの部分まで追い込んでいくのが
経験から来る適正露出です。

発色や抜けがよくてクリアーな画像は、このギリギリ露出が成功したときに
パッと花が咲くように再現できるような気がしています。

適正露出に近づけるためには、入射式の露出計で明るさを測り、
写すものの性質を加味して露出決定をするのが無難ですが、
スナップ写真でカメラに内蔵の露出計で測るときは、人の顔の明るさを
+1/3に設定するのか、+2/3に設定するのか、+1に設定してしまうのかを
状況から判断して、AEロックをして撮影する事が多くあります。

カメラの内蔵露出計では、写っているものが白い雪だろうが、黒っぽい
服だろうが、全て18%グレーにしたがりますので
そのアタリの癖と同時に、評価測光や部分測光、スポット測光を使い分けて
それぞれの方法の癖も覚えておかなければいけません。

特に評価測光では、カメラがどんな判断をしたのかがわかりにくいので
絞りとシャッター速度に十分注意を払って、おかしな露出になったときは
露出補正でカバーするか、部分測光に切り替えてしまいましょう。

また、最近ではメモリーカードの容量も大きく安くなってきましたので
ドドーンとでっかいメモリーを使ってRAW撮影するのもひとつの手段です。
RAWで撮っておけば、少々のはずしなら現像時にカバーできますので。
この場合、後から大変な現像処理が待っているのですが...


露出計・撮影用品など






11:46:00 | t-tok | |
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