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Complete text -- "顔の天地を寸法指定 その1"

13 February

顔の天地を寸法指定 その1

--150F-- フォトショップルーム

「顔の天地を寸法指定 その1」

卒業アルバムや証明写真など、顔の寸法を一定のサイズにしたい時、
皆さんならどのような方法でやっていますか?
もうじき、学生証の顔写真の時期でもありますよね。

たとえば40x30mmで、顔の転地を22mmの顔写真を作るとします。
断ち落とし分を1.5mmにすると、外寸43x33mmの画像を作る事になります。

顔のサイズが目分量でいいなら、普通に切り抜きツールを選択し、
オプションに縦43mm横33mm、解像度を300とか入力してから切り抜きますね。
これをバッチ処理している事でしょう。

顔のサイズをきっちり指定したい時は、どうでしょうか。
2つの方法がありますので、解説しましょう。


まずひとつは、わかりやすいガイドを使う方法です。
解像度を目的の解像度(300dpiなど)に再サンプルせずに実行して
実際の寸法に変換します。
背景をダブルクリックしてレイヤーに変換します。

次にガイドを引きます。
上から断ち落としの1.5mmと頭上3mmを空けた分を足して、
頭頂部の4.5mm、あご部の26.5mm、
左からは用紙幅の43mmにガイドを作ります。

移動ツールにしてバウンディングボックスを表示させ、
今引いたガイドの顔の天地ラインに合わせて左上に縮小させます。
シフトキーを押しておくか、リンクボタンを入れておくと比率維持しますね。

確定したら、画像サイズでアンカーを左上にして
縦43mm、横33mmにして切り抜きます。
最後に画像を結合して背景レイヤーのみにすれば完成です。
アクションに登録して、縮小のところだけダイアログ表示にすれば、
バッチを使った連続処理にも便利な方法です。

もうひとつは、いつもぼくが使っている切り抜きツールを使う方法です。
これはおもしろい使い方なので、来月のお楽しみにします。
それまでのひと月のうちに、上記の方法を身につけておきましょう。






17:30:00 | t-tok | |
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