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Complete text -- "順光・側光・斜光・逆光"

15 September

順光・側光・斜光・逆光

--167F-- 入力の知恵・画像の知識

見え方や写り方のしくみ part35
「順光・側光・斜光・逆光」

光の当たり方の角度の事で、順光と逆光、そしてその中間の
サイド光の事なのですが、真横や斜めを分けて言うと順光・側光・斜光・逆光
って言う言い方になります。

日中の外での撮影では、太陽がメインライトになりますので、
朝夕はライティングのバリエーションが豊富にありますが、
正午頃になると、太陽は頭の上。トップライトのみです。
どの方向から撮っても、似たようなライティングにしかなりません。
日陰に入ったり、レフ板やストロボを駆使して、撮影することになります。

お昼前後をはずすと、撮影のバリエーションがグンと広がります。
朝や夕方になると太陽は低い位置なり、影もより伸びてきますね。
太陽の色も変わってきます。

日が傾くと撮影の方向によって印象がすごく変わってきます。
太陽を背にして撮影するのが「順光」
被写体にはまんべんなく光が当たり、影は少なくなります。
立体感が無くなって、荒も見えにくくなります。
色再現もよくなり、色がきれいに見える光の当たり方です。

光が横から当たる状況を「側光」もしくは、「サイド光」といいます。
影がつきやすく立体感が強くなり、荒もめだちます。
質感を色でしなく、陰影で表したいときに使います。
斜光は、もう少し順光寄りの影を弱めた角度です。
ポートレートの定番ライティングですね。

逆光は、写真画像自体に光源が入るとか、レンズに直射光が入る角度です。
全体の明暗が強くなり、質感もなくなります。
ディテールは見えにくくなる代わりに、カタチが強調されます。
画像が写真的に壊れるので、ドラマティックな印象になり、
それを悪用してイメージカットなどと称する場合が多いです。
ま、悪用とは言いすぎですが、見慣れない新鮮なイメージになります。

同じ被写体でも、光の当たり方で印象がずいぶんと変わりますので、
適切なライティングを見つけながら撮影すると面白いですよ。





14:38:00 | t-tok | |
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