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Archive for January 2010

22 January

水の底が浅く見えるわけ

--137F-- 入力の知恵・画像の知識

見え方や写り方のしくみ part5
「水の底が浅く見えるわけ」

風呂に入っていて、自分の足がほっそりして見えた事はありませんか。
底が浅く斜めに見えたり、足を立てると太く見えたり...

池や川の底が思ったよりも深くて、ちょっとビビッた事とか、
水面に棒を斜めに入れると、水面から折れ曲がって見えたりもします。
これらは光の屈折による現象です。

光は空気と水という密度の違う物質を斜めに通るときに、
その境界で屈折と反射が起こり、まっすぐではなく曲がってしまいます。

このように、まっすぐに届いている光は屈折や反射させる事で
方向を変えることが出来ます。
この特性を利用して、部分部分によって斜めになる向きや角度を変えて
光が一点に集まるようにしたものが「レンズ」です。

光がゆがめば像もゆがむし、距離感もゆがみます。
屈折は角度が浅くなるほどよく屈折しますので、
風呂で水面まで顔を沈めると、よりゆがみもおおきくなって
水中で横にすると細くなり縦にすると太くなります。

これはプールでも同じことが言えますよ。
プールの底が浅く見えるという事は...深さが縮んで見えるので
プールの中で立っていると、実際よりも太って見られている事に。
スタイルを良く見せたい方は、体を横にした状態を維持する事。
すなわち、常に泳ぎ続けているのがいろんな面でもいいのでは。



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