Complete text -- "商品写真の種類"
25 October
商品写真の種類
---134F--- 特集ルーム「商品写真の種類」
今回は、職業訓練校でやっている商品撮影の授業で教えている内容から
かいつまんで、商品写真をどう撮ったらいいのかをザックリ示しますね。
で、まずは商品写真にはどんな種類があるのかです。
Webのオークション用など、すぐに消費される簡単な商品写真で十分なら
プロ以外の方でもに商品を撮影する機会もあると思います。
予算の中で最善の写真を撮ればいいのですが、
商品を売るための写真には、はずしてはいけない注意点もあります。
では、どの点に注意すればいいのかと言うと
「商品写真=商品の魅力をきちんと伝える写真」です。
商品の魅力を伝えるためには、どのような商品なのかをよく観察して
商品の性質や個性をはっきりさせます。
そして、どのような人に提案したいのかを考慮して、見せ方を決めます。
見せ方によって、商品カットの種類がいくつか出てきます。
一般のお客様向け商品カタログ等
(商品を説明しやすいように、形、色、大きさなどが、
はっきりと正確に伝わるようなカット)
・標準カット
・説明カット
ポスター等、目を引きたい時などには、印象的なイメージ広告
(雰囲気のある写真で目を引き購買意欲をひき立てたいカット)
・イメージカット
・シチュエーションカット
大きく分けると、
このような2つのグループ、4つの種類のカットになります。
1.標準カット
商品の全体を客観的に、正確で素直に表現されている写真
商品全体がよく見えて、商品の全貌がわかるような標準的なカット
2.説明カット
機能や素材を見せるために、部分的にアップにしたり、
特定の角度から撮影した説明のためのカット
3.イメージカット
商品の魅力を引き出すために、イメージを全面に打ち出して
照明、置き方、背景、角度などに工夫を凝らしたイメージカット
4.シチュエーションカット
商品の使われているシーンや関連のある製品と組み合わせて、
商品の魅力を引き出すようなシチュエーションで撮影されたカット
今回は商品写真の種類までを紹介しました。
後半は来月の、商品の撮影に続きます。ではでは。
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