Complete text -- "手振れ補正の活用"
24 January
手振れ補正の活用
---149F--- 特集ルーム「手振れ補正の活用」
最近のレンズはよく出来ていますね。
コーティングが良くなってゴーストが出にくくなったり
コントラストもいいように感じます。
でも、何が一番違うのかと言えば、次々と発売される新設計のレンズには
手振れ補正機能を盛り込んできています。
望遠レンズに限らず、常用域の標準ズームにも手振れ補正が付いてきて
暗い場面では、特にありがたかったりします。
この手振れ補正の付いたレンズで撮れば、子供の発表会のような
室内を望遠で撮るときもかなり有利になります。
また、クリスマスでもそうだったように、夜間の撮影や初詣の暗い場面でも
はっきりと撮れてしまう便利な機能です。
望遠にも強くて暗い場面でも強い手振れ補正機能。
万能かどうかと言うと、残念ながら苦手なケースもあります。
手持ち撮影のようなゆっくりとした動きには有効でも、
中途半端な強度の三脚に固定したときの振動のようなものには弱いようです。
また、相手が動いているスポーツのシーンや、マクロ撮影でも
効果がありません。
一部のレンズでは、スポーツの流し撮りでも使えるのですが。
また、タム○ンとかの手振れ補正機能は、起動時にググッと動き出すので
動きのあるものを瞬時に捕らえようとすると、余計にブレてしまいます。
手振れ補正機能はとても便利なものですが、
使っているレンズの種類によっては、
使う時々によって入り切りを意識していたほうがいいと思います。
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