Complete text -- "すりガラスにセロハンテープを貼りたくなる訳"
22 June
すりガラスにセロハンテープを貼りたくなる訳
--154F-- 入力の知恵・画像の知識見え方や写り方のしくみ part22
「すりガラスにセロハンテープを貼りたくなる訳」
すりガラスといえば、セロハンテープですよね。って言うと、
かなりの昔人間か、ど田舎の者みたいに思われてしまいますね。
このすりガラスが白くなっているのは、薬品で溶かすか
砂を吹き付けるかして、ガラスの表面の光沢を無くしたからです。
光は密度の違う物質を通るときには、
「透過・反射・吸収・屈折・散乱・回折・干渉」を生じます。
表面がでこぼこになって白くなれば光はそのまま透過せずに散乱します。
だから中が見えなくなるという原理。
中が見えないなんて残念ですね。
そこでセロハンテープ。
セロハンテープを貼ると、すりガラス表面のでこぼこを
セロハンテープの糊が埋めてガラスにセロハンを貼り付けた状態になります。
散乱していた光が再び透過することになります。
セロハンなので鮮明ではありませんが...なんとなく中が見えてくるのです。
Comments
コメントがありません
Add Comments
トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)