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Archive for June 2010

25 June

レンズを開けてみた

---142F--- 特集ルーム

「レンズを開けてみた」

去年、ねじの緩みでズーミング時の引っ掛かりがあって、
ズームのゴムをはずしてネジの増し締めを行った事は書きましたが、
また緩んだようで、もう一度明けてみる事にしました。

開けてみたレンズは、キヤノンEFS17-85。
どうもこのレンズ、すぐに調子が悪くなる。

ズームリングのゴムを取っただけで、あまりにもあっけなく
レンズの中身が現れるのでホコリも入って当然だと思いますよ。

まずはネジをはずす前に、ズーム値を検出するためのブラシを取らないと
曲げてしまうかもしれないので、こちらが先。
黒いカッティングシートのような物が貼ってある部分があるので
それをはがします。

すると接点の金属ブラシが見えるのでこのパーツのネジをはずして
ブラシ接点をはずします。

これを取ったらズームリングをはずせるようになります。
外周に3つあるネジをはずすと、ズームリングが先の方へ動きます。
これの状態がちょうど前回の分解のときに撮った画像の状態です。
(http://blog.pst.jp/index.php?itemid=177459)

このねじが緩んでズームのときに引っかかるようになっていたのです。
ねじを締めなおしたら組みつけです。
せっかくなのでまた緩まないように、ゆるみ止めとして
ネジの頭とベースにかかるように粘着剤をちょっとつけておきましょうか。

このネジを締めても、前玉のガタは完全には直らないので、
他に稼動部の磨耗があるんだと思いました。
かと言って、これ以上分解していくのはちょっと怖い。
がたつきもねじを締めたらずいぶんましになったので、
この先の一線を超えたところへの踏み込みは止めておきます。
もし、前玉のがたつきを修理された方がいたら、ご連絡下さいね。

と言う事で、ズームリングを元の位置へ戻して3箇所のネジを締めます。
そして金属ブラシを各接点の中央にくる位置で取り付けたら
貼ってあった黒いカッティングシートのようなものを貼り戻します。
このブラシの接点がずれると、手振れ補正が変に働いて、補正しすぎて
逆にぶれてしまったり、ズーム値によっておかしなことになってしまうので
十分気をつけて取り付けてください。

最後にゴムのズームリングの滑り止めをかぶせたら完了です。
隙間からホコリが進入しそうなので、何かシートを貼ってから
滑り止めのゴムをはめてもいいかもしれません。








10:29:00 | t-tok | |

20 June

暗い所で近くの文字が読みにくくなる訳

--142F-- 入力の知恵・画像の知識

見え方や写り方のしくみ part10
「暗い所で近くの文字が読みにくくなる訳」

40才を過ぎた頃だったか、老眼なのか近くの文字が読みにくく
なったように感じるときがありました。
どんな時かというと、周りが暗い中で読みにくくなります。
最近では慣れてしまったのか、治ったのか、あまり実感がなくなたのですが。

年のせいだと言ってしまえば終わりなのですが、せっかく経験した
近くの文字が読みにくくなった現象を解き明かしていきましょう。

まず、見えにくくなったとはどういうことかと言うと、
首からさげていた携帯電話の文字画面が、
首からさげたままではストラップが短くて近すぎてしまい、
ぼやけて読みにくくなったと言う事例です。

外で使っているときは、何の不自由もなくはっきりと読めていたものが
バーで飲んでいるときに誰かからメールが入って読もうとしたら
文字がぼやけて読みにくいことに気づき、
首からストラップをはずして、メールを読んだという経験。

さて、老眼は夜だけなのでしょうか?

この原理はカメラのレンズとよく似ています。
明るいところではレンズの絞りの役割をしている目のこう彩が
網膜に当たる光の量を調節するために、絞りを絞った状態になります。

すると、レンズと同じように被写界深度が深くなり、パンフォーカス
のようにピントの合う範囲が手前から遠景まで広範囲になります。
ですから、目のピントの合う最短距離よりも近いエリアまで
はっきりとピントが合ってよく見えているんですね。

逆に暗い場所では目の絞りが開放になり、被写界深度が浅くなるため
目がピント調節できる範囲外になると、途端にぼやけてしまうんです。

余談ですが、バーなどでは居心地が良くなるように、
この効果を利用してお店の照明を暗くしているんです。

見つめたもの以外のエリアがアウトフォーカスになり
ボケによる省略の効果により、くっきりと見えないようにして
視界に入ってくる情報を制限して落ち着いた雰囲気を作っているのです。

となりに座っている女性の背景をぼかして見せて視線を集めやすくし、
彼女が引き立ち、よりきれいに見えるような仕掛けがしてあるんですね。

写真でも、不要な雑多な情報は省略した方が気持ちいいですから。


見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング






10:26:00 | t-tok | |

16 June

Shiftキーの使い道

--142F-- フォトショップルーム

「Shiftキーの使い道」

フォトシップを使っているときに、ツールとよく併用使うキーがあります。
それがShiftキーとAltキーです。
これらのキーは、どのツールを使っているときでもよく似た効果が
得られるので、簡単でおぼえやすいキーです。
基本的な操作になりますので、是非とも活用してくださいね。

まず今回の、Shiftキーですが、このShiftキーは手作業時の
微妙なずれをなくすための真っ直ぐにするキーです。

Shiftキーはどのようなまっすぐになるような制限を行うのかと言うと、
まず、線を引いたり移動したりするときの方向の制限ができます。
上下左右に制限できるので、ふにゃふにゃせずに大変に便利です。
移動や多角形選択などでは斜め45度もできますね。

具体例としては、ブラシツールを使っている時、
ブラシでクリックながら引きずると自由な線が書けたり、被い焼きとか
スタンプコピーでも自由に軌跡が描けますが、
ブラシでクリックを押し下げてから
Shiftキーも同時に押しながら引きずると縦か横の直線を描く事ができます。

さらに、Shiftキーを先に押してからブラシツールでクリックすると
前回の最終地点から線をつないでくれます。
斜めの直線を引きたいときによく使います。
この機能は消しゴムツールで不要な部分を消しているときに、
じみちにごしごしやるよりも、Shiftキーを押しながら
要所要所をカチッカチッとクリックしていくとその間隔も消してくれるので
とても作業が速くなります。

他には、矩形選択ツールを使うときにShiftキーを一緒に押すと、
矩形が正方形に制限されます。
同様に、楕円形選択ツールでは、正円になります。

ただし、すでに選択範囲があるところへShiftキーを併用すると、
正方形とかの制限ではなくて、すでにある選択範囲への
これから作る選択範囲を追加する機能に変わってしまいます。

Shiftキーを押しながら自動選択で次々クリックをしていくと
選択範囲がどんどん広がっていくとか、
矩形やなげわで選択範囲の追加をしていく時に使います。
ここら辺がちょっとだけ注意するところなのですが。







10:23:00 | t-tok | |

13 June

海がキラキラきれいだった

--142F-- 思いつきのショートコラム

「海がキラキラきれいだった」

今年も暖かくなってきて、浜辺で飲む会が始まった。
風のない夜は浜辺で飲む会。
誰かが呼びかけるわけでもなく、夕日がきれいだった夜に集まるんだ。

椅子と小型ランタン、自分の飲み物とつまみの入った
小さなクーラーボックスを背負って、自転車で浜辺にやってくる。
新舞子のマリンパークを見渡せる、手前側の新舞子海岸。

夜の浜辺に着くと、背負ってきた木製のディレクターチェアーを広げて
海に向かって一列に座り、まずはビールの栓を開ける。

今回はスタートが遅かったせいもあり、
じきに街灯が消えて星のきれいさに気づいた。
飲み始めてだいぶ時が経つと、引いていた潮が満ち始めてきた。
そして波打ち際が青白く光りだす。

そう、夜光虫が発生したようだ。
はじめは小石を投げて光らせてみた。
そしてビールを飲むと出るものも出る・・・
最後はみんなでクーラーに残った氷を細かく割って、投げて遊んだ。
だいたい毎年遭遇するけど、青く光る海はきれいだったなぁ。
浜辺で飲む会、だれでも自由にお越し下さい。







10:23:08 | t-tok | |

09 June

スピーカー内蔵キーボードとマウス

--142F-- 情報ルーム

「スピーカー内蔵キーボードとマウス」

パソコンを使っていて、手元にあるのがキーボードとマウスですね。
そこにスピーカーが付いていれば便利なのではという商品がこちら。
値段も手ごろで、一度試してみるのもいかがでしょうか?

キーボードの方はスピーカーだけでなく、USBハブも付いているので
PC本体を机の下とかアクセスの悪い位置において使っている人にとっては
かなり便利になるのではないかと。
マウスの方はマイクも付いていて、スカイプ用にもおもしろそうです。


アクロス スピーカー付フルキーボード ASB-KYSP



サンコー スピーカー内蔵USBマウス:AKIBA136










10:20:00 | t-tok | |