Complete text -- "ベクトルマスク入門"
18 February
ベクトルマスク入門
--126F-- ちょっとかしこいフォトショップ・テク「ベクトルマスク入門」
写真を一枚の用紙に並べてレイアウトする場合に便利なのが
レイヤーを使ったマスクの機能です。
今回はブラシなどで描くのではなく、線で区切るベクトルマスクについて
入門編として初歩的なことをやってみましょう。
画像を開き、何かレイヤーを作ってください。
真っ白な新規画像の上に写真画像をドロップしてもいいですね。
長方形ツールを選択し、オプションで真ん中の「パス」を選びます。
窓にしたい位置でそのまま長方形を描きます。
長方形ができたらキーボードの「P」を押してペンツールに切り替えます。
上のオプションか、ツールからペンツールに切り替えても同じです。
画像を右クリックして出てきた項目の中から「ベクトルマスクを作成」
を選ぶと、周囲が透明になり、ベクトルマスクの完成です。
移動ツールで全体を移動できることはもちろん、
レイヤーのリンクマークをはずせば、中の画像だけを動かすことができます。
そして矢印の形をしたパスコンポーネント選択ツールにすると、
マスクの枠だけが移動できます。
でも、ここまでのことならビットマップ画像としてマスクしている
「レイヤーマスク」でもできますよね。
ベクトルマスクでは、この窓をベクトルとしてマスクしているので
この大きさや形を輪郭の劣化なしに変更できます。
パス選択ツールに切り替えて、ベクトルマスクの境界をクリックすると
パスのようにポイントが四角く現れます。
線をつまんで移動させれば、縦横のサイズが変えられますし、
ポイントを移動すれば長方形を変形させて形を変えることもできます。
さらに、アンカーポイントの切り替えツールでポイントをひっぱれば
曲線にすることもできます。
もう、昔にやったパスと同じ扱いですね。
いろいろな形にして遊んでみてくださいね。続きは来月に。
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